黒酢は更年期にも効果があると言われるのは本当か?

6

黒酢は更年期にも効果があるか?

更年期障害は45歳頃から55歳にかけて女性にあらわれるものです。近年では男性型の更年期も言われるようになっていますが、ここでは女性の更年期について見ていきたいと思います。
ところで、更年期障害は黒酢が効果があるかということですが、残念ながら黒酢はどんなに良いものでも、更年期に効果はないと思っていただいて間違いありません。
黒酢は薬ではありませんし、薬であっても更年期障害の治療は確立されているものでもありません。
ただ、効果があると言われるのは、黒酢は健康増進効果がたくさんあるからです。そのうち、一つは二つが合致することから、いろいろな健康効果があると言われるのです。

黒酢の健康効果に関しては多少いき過ぎの感も否めない

たとえば黒酢にはアミノ酸が多く含まれています。黒酢に詳しい方は知っている方も多いでしょうが、このアミノ酸のうち、血管を拡張させ血流を良好にするはたらきがあります。
血流が良くなると体温も上昇に転じ、この効果が全身に行き渡るということになれば、更年期につきもののいわゆる「のぼせ現象」も解消されます。
ただ、人間の体はそう設計図どおりには回ってくれません。予定調和は、ほとんど実現することはありません。また、黒酢のアミノ酸にしても、かならず効果があらわれるわけではありません。ですから、たとえそのうよな書き方がされていても安易に信じてはいけません。まあ、更年期を迎える人ですから、安易には信じないとは思いますが、黒酢の健康効果に関しては多少いき過ぎているきらいもありますので注意が必要です。

黒酢の健康効果は仮説の積み上げに過ぎない

またこんな書き方もあります。女性ホルモンはアミノ酸でできているというものです。つまり、更年期障害は助成ホルモンの減少がひとつの原因となっていますから、黒酢を多くとることで、女性ホルモンの減少を緩やかにするという仮説です。
ただ、これなどはうがった仮説に過ぎません。人間の体を考えた場合は、ひどく単純すぎる発想です。
いずれの場合も、黒酢ごときでは完治は無理でしょう。ただし、健康を気遣い愛飲することは誰も止められませんし、そうした姿勢こそ黒酢の正しい飲み方ではないでしょうか。何々に効果があるとする飲み方を、そろそろ終わりにしてはどうでしょう。

関連する記事 黒酢はコレステロールを調整してくれるはたらきはあるが